人生、素直に楽しく幸せに!

医師、三児の母  キャリアと幸せな生き方の両立模索中。日々のことをつらつらと。

リーンイン(LEAN IN) を読んで

こんばんは

 

最近、仕事をしたいのか、子育てをしたいのか

キャリアアップをしたいのか、起業したいのか、楽したいのか・・・

この辺のことで悩みもんもんとしています。

 

片や夫に家事をしていない、専業主婦だろ?

ということを言われると無性に腹が立ち、絶対仕事をしてやる!とも思うのです。

 

そこで読んだリーン・イン

https://www.amazon.co.jp/dp/B00KAUXBNS/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

きっかけはこの本の著者 シェリル・サンドバーグさんのTEDを拝見したこと。

https://www.ted.com/talks/sheryl_sandberg_why_we_have_too_few_women_leaders?language=ja

 

子育ての大変さ(保育園に送っていったとき、別れ際に子どもが自分の足にまとわりついてきた時の話)

部下が、妊娠する前から女性は仕事をセーブする

でも女性は手を上げ続けなければいけない、同じ机につかなければいけない、

そのメッセージに強く共感したからです。

 

そしてこの本、LEAN INを読みました。

結果は・・・

自分の中でもう一度どの程度仕事をしていきたいのかきちんと考え直す必要があるな、ということ。

彼女の経歴はとても素晴らしく、有名どころで勤務を続け、その結果ヘッドハンティングされ、現在はFacebookのCOO

 

現在は二人の子供もいます。

ナニーもいて、信頼できる小児科医の妹もおり、困った時にはお世話もお願いできる

環境はそろっていることはもちろんですが、

彼女も会議や出張が多く、子どもと夕食がとれないことや、

子どもの学校のイベントに顔を出せないことにとても心を痛めます。

でも。

それでも。

彼女は仕事を優先させるのです。

 

仕事を調整できる立場でもあるから、と前置きはありましたが

出張でない時は、仕事を17時半で切り上げ夕食をともにするようにした、ともありますが、

家をあけることや、ナニーに自分より子供がなつくこともいたしかたないと認めている点もあります。

 

私は現在仕事よりも家庭を優先した働き方をしています。

仕事でも積極的に手を挙げることはしてきませんでした。

どちらかというとそういうのにあたらないように逃げてきた、というのが正しいところかもしれません。

それは家庭、子どもを優先させるため、と言い訳もしていました。

 

夜家をあける仕事をまだしていた時、私の両親に息子をお願いしていました。

ある時、息子が私の両親の方になついているんじゃないかと感じることがありました。

その時、一瞬で私は何のために仕事をしているんだろうと思いました。

 

そしてこのような生活をしていてはだめだと、本能的に思ったことも覚えています。

 

この瞬間にそれでも仕事をしたい!と思うか

やっぱり子供に寄り添いたい!と思いうか

これは女性だからとか、ではなく、その人本人の性格や思い、なのだと思います。

 

どこかで、女性だから、周りから求められるから、

だから仕事よりも子育てを優先している働き方をしてるんだ、

本当はもっと仕事したにのに、やればできるのに、

と思っている自分がいました。

 

でもこのような働き方を選んだのはあの時の自分なのです。

 

そして仕事における面倒なことを避けてきたのも自分。

 

人脈が乏しかったり、

満足いく職場や仕事仲間に出会えないのも、

消極的に仕事をしてきたのだから当たり前だよな~と最近思います。

 

ではどうするのか。

 

自分の興味があること、好きなこと、

このことに対して、失敗してもいい、ひとまずやってみる、行動してみる、声をかけてみる、

それでやってみるようにしています。

 

今は仕事には直接関係ないけれど、

小学生の息子の友人を自宅に呼び、午前中自習をともにしています。

共働き家庭のお母さんの気持ちが痛いほどわかるから。

仕事を休めるものなら、子どものそばにいてあげたい。

安心する場所にいさせてあげたいという気持ち。

 

それに少しでもこたえられるように、

一週間に数人だけだけど、

家に呼び、一緒に勉強し、一緒にお昼ご飯を食べ、午後は子供たちは思いきり遊ぶ。

 

今はこれくらいしかできないけれど、

息子と息子の友達数人、そしてそのお母さんたちの少しの安心を確保できるような日々を過ごしています。